院外処方の入力において「後発医薬品への変更不可」にする場合(R6年10月改定対応)

概要

(R6年度診療報酬改定に対応する)院外処方の入力において後発医薬品への変更不可にする場合の入力方法について説明します。

処方医が、個々の薬剤について後発医薬品への変更に差し支えがあると判断した場合、(処方ごとに)条件マスタを入力することで、処方箋の[変更不可](医療上必要)欄に「×」を記載した上で、備考欄の「保健医署名」欄に署名(処方医)を記載します。

※対応バージョン … ver.1.13.21以降

注意点

・ここでは2024年10月以降の処方より適用される新様式を想定して説明しています。

手順

1. [カルテ入力]画面の[処方]を選択して、新しい処方の入力を開始します。

2. [処方オーダー入力]画面から[薬剤追加]ボタンを選択して、処方薬の入力を開始します。

3. 下図のように[マスタ検索]画面から処方薬を選択します。

※選定療養の対象医薬品として設定された薬剤のみ、上図(緑枠)のように「選」と表示されるようになります。

4. 処方薬の入力に続けて[条件マスタ]を選択します。

5. 下図のように「後発医薬品への変更不可(医療上必要)」を選択します。

6. 今回のように医療上必要とする処方の場合、補足コメントを入力する必要があるため、下図の[選択]を実行します。

7. [処方コメント入力]画面が表示されます。

長期収載品の処方に係わるコメントの中から今回入力するコメントを選択してください。

8. 今回のように長期収載品の処方医薬品を変更不可(医療上必要)とする院外処方の場合、下図のように、[医薬品マスタ]+[変更不可(医療上必要)コメント]+[補足コメント]の組み合わせで入力する必要があります。

9. 下図のように処方の入力が出来たら、[保存]を実行します。

10. [発行オーダー選択]画面で[確定]を選択します。

11. 下図のように院外処方箋が出力されます。

今回入力された条件に従って、[変更不可]欄に「×」が記載されて尚且つ、[保険医署名]欄に署名が記載されます。

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